最近、とても素敵な絵本を手に入れることができました。


一つは友達からいただいた絵本で、安野光雅さんの「野の花と小人たち」という絵本。


この作家は、言わずと知れた日本を代表する画家で、著名な絵本も「旅の絵本」など多数あります。
昔この絵本が家にあって、眺めた記憶が・・・。
細かい部分まで描かれていて、飽きずに何度も見ました。

その作家の、1973年から1975年まで雑誌の表紙として描いた、植物と小人の様々な絵が収められています。

描写はやはり旅の絵本と同じように細かいのだけれど、ただの「植物画」にはなっていない。
自然に小人に目がいくのです。

そんな風に、植物と共存できる小人たちの世界が本当にあるような気がしてくる。

それぞれの絵の花に対して、安野さんのエピソードがつづられています。
これから何度も、ゆっくりと見たい絵本です。


さてもう1冊は、大田光さん著・藤城清治さん絵の「マボロシの鳥」。

前に偶然、藤城さんがこの絵本を製作しているドキュメントを見て、感動して購入した絵本です。

藤城さんと言えば、誰もがすぐ思いつくあの、楽しげな小人などの影絵の作風。

あまりに有名で、そういう作品をひたすら製作しているのかと思いこんでいたのですが・・・。

そのドキュメントの藤城さんが作っている作品は、もちろんカラーセロハンを切って組み合わせているのですが、私が思っていたよりもずっと力強く、また繊細でした!

まずその作品の大きさ!
かなり大きい。

そしてセロハンを切るのに、藤城さんは素手で剃刀の刃を直接持ち、体重をかけてカットしていきます。

ある程度大きさがないと作品に力が出ないというのです。

そしてセロハン自体も表面と剃刀で削ったり、色々な色を重ねたりして、何とも言えない微妙な風合いを出していました。

目からうろこが落ちる・・・まさにそんな感じ。

「マボロシの鳥」をさっそく購入して見ましたが、やはり素晴らしかったです!
でも、やっぱり本物を目で見たい。

印刷より、実物はきっともっとすごい気がします。

藤城さんは88歳だそうですが、衰えない製作意欲はもうなんというか・・・普通の人間の5人分くらいの活力があるのでは?と思っていまします。


さて、この「マボロシの鳥」の内容ですが、作者は爆笑問題の大田さん。

実はこのお話にも、あっと思ったのです。

長くなったので、この話はまた次回・・・。

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